大紀元時報
教育

問題児クラスをまとめた新米小学校教師 子どもに響いた「心のレッスン」とは

2017年06月07日 07時00分
問題児クラスをまとめた新米小学校教師、子どもに響いた「心のレッスン」とは(mihoyuyu)
問題児クラスをまとめた新米小学校教師、子どもに響いた「心のレッスン」とは(mihoyuyu)

 育ち盛りの子どもたちに対して、毎日、落ち着いた姿勢で向き合うのは難しいこともある。園美さんは修練を通じて、心静かで柔和な姿勢を保ち続けること、怒りで接することは子供に悪影響であることなどを常に心に留め、道理で自分を律することに努めた。

 ある日、クラスの生徒が「先生と一緒にいると心地いいよ」と園美さんに話した。「自分が穏やかな心を持てば、波及効果のように周りにも良い影響がある」と感じさせる経験だった。

トラブルメーカーの子

 園美さんのクラスにも、いわゆる「トラブルメーカー」と呼ばれる子がいた。友達に意地悪したり、悪ふざけも悪いと思わないような態度を見せたり。親も「しかりつけても一向にきかない」と困り果てていた。

 園美さんは、「先生の好きな言葉は『真』、嘘をつかないことですよ」と、この子に教えた。また、いじめられた子に対しては、「『忍』の強い心で我慢できることは凄いこと。どんどん強い人間になれますね」と話した。

(Emran Kassim)

 正直と誠実を貫くこと、思いやりと相手を許す寛容の大切さ、耐えられることの強さについて、子どもたちに丹念に教えた。やがて、トラブルメーカーだった子の様子が変わってくるのが分かった。友達をいじめなくなり、いたずらもしなくなった。「彼は、『悪いこと』をするのは『悪いこと』だと、はっきり理解できるようになったようでした」と園美さんは語る。

 隣のクラスの先生は新米教師の園美さんのクラスの様子を見て、「先生がいても、いなくても、子供たちがまとまろうとしている。皆、心がとても落ち着いていますね。どういう風にやっているのですか?」と驚いていたという。

 園美さんによると、小学校教師はとてもストレスの多い仕事だという。教育委員会、学校運営、生徒の親など、子どもたち以外に対応しなければならない側面からのプレッシャーが多い。複雑な問題に向き合う教師として、「心を修めるレッスン」を知ることができ、とても良かったと語る。

 台湾では、子どもたちに「為人」を指導する教職者が法輪大法を取り入れている。国の教育委員会も教師の教習課程のなかでこの気功法を指導している。法輪大法は、NPO法人「日本法輪大法学会」の公式サイトから、日本全国各地の公民館などで開催されているレッスンについて知ることができる。

(文・佐渡道世)

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