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子どもの湿疹の原因は? 改善につながる大切なポイント

2018年04月07日 06時00分
(iStock)
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 湿疹の治療には、まず飲食習慣の改善から始めてみましょう。湿の代謝は脾陽(脾の陽気)の強さに大きく左右されているため、脾陽を傷つけるような冷たい飲食を避けます。具体的には、冷たいお茶、ジュース、アイスクリーム、牛乳などで、冷蔵庫に冷やしたものは良くありません。また、生の肉、生魚、生野菜は、それらを消化するために、より多くの脾陽を消耗するため、できるだけ食べない方がよいでしょう。

 更に、湿邪を生成しやすい食品も避けるべきです。具体的には、甘いもの、脂っこいもの、アルコール類、乳製品などがあります。治療して、脾胃の機能が回復したら、再び食しても大丈夫です。

2、お腹を温めて脾胃の機能を回復する

 慢性湿疹を患っている人は、脾胃機能の低下という体質を持っている場合が多く、その原因は、先天的な要素以外に、長期の冷たい飲食習慣によるものです。

 この場合によく使う処方は人参湯です。人参湯は薬用人参、蒼朮、乾姜、甘草から構成され、脾胃の冷えによる腹痛、胃痛、下痢、消化不良、食欲低下、嘔吐などの症状に使われます。処方の説明書には直接「湿疹に効く」とは書いてありませんが、湿疹の原因である脾胃機能の低下が改善したら、湿疹は自然に良くなります。

3、湿邪の除去

 脾胃の機能を回復させるとともに、体内に溜まっている湿邪を除去する薬を配合すれば、より早く効果が得られます。その場合、「茯苓飲合半夏厚朴湯」がよく使われます。処方は茯苓、蒼朮、人参、生姜、陳皮、枳実、半夏、厚朴、蘇葉により構成され、湿邪を除去する効果以外に、気分の不安、過敏、不安神経症などの症状を改善することもできます。痒みによって起こる神経不安の症状も和らぎます。

 湿疹に伴う症状は多岐に現れますが、子どもの場合は、脾胃の機能を改善できれば、他の症状も回復に向かうことが多々みられます。本文では個人としてよく使う二つの処方を挙げましたが、実際は体質の種類に合わせて処方を変える時もあります。必要に応じて、医師や薬剤師の指導を受けて服薬した方が良いでしょう。

 大人の湿疹は体質がより複雑になるので、子供と同じような対処では治りません。大人には脾胃の問題以外に、肝腎の機能の問題が絡んでいる場合が多いので、別の機会で論じたいと思います。(本文の著作権は著者本人にあります)

(中医師、医学博士・甄立学)

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