大紀元時報

<中共ウイルス>豪研究チーム、ヒトへの感染に「完全に適応」

2020年06月04日 20時47分
2020年5月、オランダ・アムステルダムの実験室で、研究者が中共ウイルスのワクチンを開発している(KOEN VAN WEEL/ANP/AFP via Getty Images)
2020年5月、オランダ・アムステルダムの実験室で、研究者が中共ウイルスのワクチンを開発している(KOEN VAN WEEL/ANP/AFP via Getty Images)

米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、6月3日現在、世界188カ国・地域で中共ウイルス(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)の感染者は639万5328人、死者は38万580人に達した。世界各国の科学者や医学者は、未だ謎の多いこのウイルスを解明するため研究を進めている。

現在、SARS-CoV-2はコウモリから由来したと考えられている。しかし、オーストラリアの最新研究では、中共ウイルスの自然宿主が人類で、このウイルスがヒトに感染するよう完全に適応されていると唱えている。

フリンダース大学(Flinders University)医学部のニコライ・ペトロフスキー(Nikolai Petrovsky)教授が率いる研究チームは、ホモロジー・モデリング(homology modeling)を使って、SARS-CoV-2とヒトの細胞の結合と、SARS-CoV-2と13種類の一般的な動物宿主との結合を比較した。比較対象の動物は、コウモリ、センザンコウ、犬、猿、猫、虎、ハムスター、フェレット、ジャコウネコ、馬、牛、蛇とネズミを使った。

研究結果では、SARS-CoV-2のスパイクプロテイン(spike protein)とヒトの細胞表面の受容体ACE2との結合が、13種類の動物と比べて、最も強いと示された。

ペトロフスキー教授は大紀元の取材に対して、今回の研究を通して、SARS-CoV-2とヒト細胞が特異的結合を生じることがわかったと話した。教授は、ウイルスのこの特性について、「普通とは違う」と指摘した。

「一般的に、ウイルスとヒトの細胞受容体との結合は比較的弱く、動物の受容体との結合が比較的強いからだ。時間とともに適応を経て、ウイルスと新しい宿主の結合は徐々に強くなる。しかし、今回のSARS-CoV-2は最初から、ヒトの受容体と非常に強い結合力を見せ、完全にヒトに適応した。これには非常に驚いた」

同教授は免疫学者で、過去25年間、SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群) 、エボラ出血熱、鳥インフルエンザなどを治療する20種類のワクチン開発に関わってきた。

同教授によると、あるウイルスが、1種類の動物の体の中で、数万年から数十万年以上生きていれば、この種類の動物は「自然宿主」と呼ばれる。「この場合は、ウイルスがこの動物宿主に最適化するように進化する。これは、ウイルスが自然宿主と最も強い結合力を持ち、他の宿主との結合力が弱い原因だ」

同教授は、人類の歴史上、いかなるウイルスの自然宿主もヒトではなかったとした。ほぼすべての伝染病は、ヒトが動物から感染した。「もし例外があるなら、これは実験室から病原体が漏れて、伝染病を招いたとしか考えられない」。

同教授は、エイズウイルス(HIV)も例外である可能性が高いと示した。医学界では、エイズウイルスの起源はサルだと認識されている。しかし、実際には、科学者は未だにサルからHIVと完全に一致したウイルスを見つけていないという。教授は「HIVの起源はヒト自身であるかもしれない」と述べた。

大紀元の社説「このウイルスは中国共産党に狙いを定めている」は、世界各国の感染状況に基づき、中共ウイルスは「中国共産党と密接な関係を築いた国、都市、組織、個人を狙っている」と指摘した。

(翻訳編集・張哲)

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