• 一見、単純に見える漢字にも、実は深い意味があります。「忠」もその一つです。
  • 儒教の五常(仁、義、禮、智、信)の徳性の中で、高潔さの中核に位置するものが信です。信頼、確信などの言葉に用いら ...
  • 「矢」には誓約の意味もあり「口」と合わせることで「考えを口にする」となります。
  • 自然の掟に従って初めて社会は成り立ちます。孔子の『三礼』(さんらい)は挨拶から先祖を祀ることまで、あらゆる場所 ...
  • 儒教の諭す徳として「義」をご紹介しましょう。
  • 儒教の中核となる五常の徳の一つ、「仁」。
  • 中国のことわざに、「縁があれば千里離れても会うが、縁がなければその場にいても口をきくこともない」というものがあ ...
  • 「一石二鳥」と言うように、石を投げたら二羽の鳥が落ちてきたという逸話がありますが、中国では弓矢を使っていたよう ...
  • 完璧な衣服の代名詞となるだけでなく、完璧なものを意味するようになった天女の話をご紹介しましょう。うららかな夏の ...
  • 「熟練が巧を生む」。日本語の「習うより慣れよ」とはちょっと違ったニュアンスがあります。この格言の由来についてお ...
  • 思わずこっくりしたときに、自分をつねって寝ないようにした経験はありませんか? 古代の学生も、眠気を払うために自 ...
  • 険しい二つの山に挟まれて生活していた、愚公という老人の伝説です。山の向こう側に行くには、山道がないために遠回り ...
  • 「戦士のように果敢でありながら、氷の上を歩くように慎重であるべき」という古代中国の医師による名言があります。人 ...
  • 唐の時代に李白という詩人がいました。 中国詩歌史上においてその名を轟かせた人物でしたが、自己の名声や富にこだわ ...
  • 古代の甲骨文字では、善は「羊」と表されています。当時の中国では羊は神への生贄の中で最も清らかなものとされていた ...
  • 仏教では、自己に執着する自我意識から起こる心や、人を侮る思い上がりの心を「慢」と呼びました。(現代日本語の「慢 ...
  • 「出世街道まっしぐら」「出世コース」。世のお父さんがたがこのことばに駆り立てられるようにして、日々会社のため、 ...
  • 中国語の『勉強』ということばは、孔子の孫・子思が著したとされる『中庸』にすでに見られ、読んで字のごとく、「強い ...
  • 「親切」の「親」は本来「身近に接する」ということで、「切」は「刃物をぴったりと切り口に当てる」ということ。そこ ...
  • 禮(れい)は、人のふみ行うべき道。儒教における禮(礼)は、儒教の主要な思想であり、五常(仁・義・礼・智・信)の ...
  • 緊急時の連絡に電報が活躍していたころのこと。息子が 「カネオクレタノム」 と打ってきました。知ってか知らずか、 ...
  • 『人無遠慮、必有近憂』(人、遠慮無ければ、必ず近き憂い有り)。これは『論語』の一節ですが、「人は控えめにしなけ ...
  • 前回このコーナーで扱った『元気』が本来、「万物が生まれ育つ根本となる精気」、つまり「元の気」のことだったのと同 ...
  • 毎朝ジョギングを欠かさない近所のお年寄りに「お元気ですね」と声をかけ、しょんぼりしている友人を「元気出せよ」と ...
  • 中国で古くから行われてきた酒席の遊びに、二人が互いに出す指の数を予想して言い当てる『猜拳』と言うのがあり、江戸 ...
  • この“湯婆子”は中国語で“tangpozi、タンポーズ”と読まれます。なんか「たんぽ」に似ていませんか?そうで ...
  • 現代の空手の源流は、琉球で行われていた「唐手」だそうです。「手」とはもちろん、第一義的には手首から先の部分を指 ...
  • 古代中国では、未亡人が再婚しないことをよしとする風潮がありました。夫を亡くした女性が残りの人生を独身で過ごすこ ...
  • 「銭湯」ということばは、中国人が見たらきっと、スープ屋さんと勘違いすることでしょう。暖簾に「亀の湯」なんて書い ...
  • 日本語では、「顔色」は文字通り「顔の色」です。それが、「顔色をうかがう」のように、「顔の表情」を指すことがあり ...