イメージ写真(kitahara 6 / PIXTA)

雁が逆さまに飛ぶ映像に目を奪われたオランダ人男性

オランダのアマチュア写真家が、奇妙な姿勢で飛ぶ雁を撮影しました。この雁がなぜこのような奇妙な姿勢で飛ぶのか話題となっています。

男性のヴィンセント・コーネリッセンさん(Vincent Cornelissen)は、オランダ東部の都市アーネム(Arnhem)で、雁が逆さまに飛んでいる写真を撮影し、3月にインスタグラムで公開しました。

この写真では、雁が腹を上に向け、背中を下に向け、首を180度ねじった非常に奇妙な姿勢で写っており、一見すると摩訶不思議な感覚で、フォトショップで加工したとは思えないほどの出来栄えなのです。

コーネリッセンはBBCの取材に対し、「鳥があのように飛んでいるのを見つけたときは驚いた」「 雁があんな奇妙な姿勢で飛べるとは知らなかったし、 最初は、風で鳥がひっくり返ったのかと思った」と述べている。

コーネリッセンの写真がソーシャルメディアで話題になった後で、専門家の中には、なぜこの鳥があのように飛んだのかを推測する人もいました。

コーネリッセンは、トルコのイスタンブール大学(Istanbul University)の教授から、鳥が飛行中に速度を落とすために使う「ホイッフリング」(whiffling)という珍しい飛び方であると聞いたといいます。 教授は、体の反転によって翼がある方向に向くことで落ち葉のようにジグザグに下降することを可能にしていると考えています。また、オランダのバードプロテクション社(Netherlands Bird Protection)の写真家は、これは鳥が新しい飛行技術を習得して仲間に見せびらかしているのではないかと指摘しています。

コーネリッセンは、どちらが正しいかわからないが、どちらの意見も好きだといいます。

コーネリッセンの写真を偽物だと考えるネットユーザーもいましたが、彼は「そう言われる気持ちもわかるが、その人達への弁論をする必要もない」と語っています。

「まだまだ偽物だと思っている人がたくさんいることは理解できる。 というのも写っているものは多くの人が知っていることでも、見たことがあることでも無いからだ」とコーネリッセンは言います。

彼は、「自分の写真の正当性を述べるつもりはない。 これは、あなたが判断することだからだ。 めったにないことであっても、この写真の様な行動をとることを知っている人はいる。 ただ質問されたときには、必ずコメントするようにしているし、撮った写真は彼らに見せるようにしている」と述べています。

(翻訳者 田中ひろき)