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うつ病男性が自殺を思いとどまった息子の一言

イギリスのアーロン・カーギルという38歳の鬱の男性は、2018年に元妻と一緒にオックスフォードに住んでいましたが、不幸なことに赤ちゃんが突然亡くなり、その直後には離婚しました。

家から出なくてはいけなくなったカーギルはホームレスになってしまい、仕方なく、問題を抱えながらも子供時代を過ごした故郷のノーフォークに戻りました。

その後、カーギルの叔母が心臓発作を起こし、それに加えて、家を売って荷物をまとめなければならなかったこともあり、色々なショックな出来事で、この後カーギルは深刻なうつ病を患ってしまいました。

「もうこの辛さには耐えられないと思っていました」とカーギルは話しています。

カーギルは、辺に行って自殺しようとしました。 岸に座って「もし自分がに飛び込んで自殺したら、誰が心配してくれるだろう」と考えましたが、彼の頭に浮かんだ答えは「誰もいない」でした。

カーギルはに向かいました。しかし足を水につけたところで、携帯電話の着信音が聞こえてきました。彼はその電話に出るために、のろのろと苦しげな足取りで電話のところまで戻りました。

やっとのことで電話に出てみたら、息子でした。そして彼はいつものように「ハロー、パパ、元気? 」と挨拶しました。この温かい言葉が、彼の自殺に対する考えを変え、思いとどまりました。

「『この子にとって私はすべてだ。私がしようとしていることは、この子に深く影響を与えるかもしれない』と思いました」とカーギルは後に話しました。

カーギルは、息子だけでなく、このような困難な時期に助けてくれた愛犬にも感謝しました。 神様からの贈り物のような存在でずっと彼のそばにいて、彼がうつ病と闘う助けになっていました。

現在、カーギルは、同じような苦境に立たされている人たちにアドバイスするなど、地域社会における自殺や鬱病についての認識を高めたいと考えています。

彼は生きづらさを感じている人たちに「勇気を持って」「体調に気をつけて、誰かに相談してみてください」とアドバイスをしています。

「自殺はなんの問題も解決できません。命を大切にしてください。 大紀元より」

(翻訳・井田千景)